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「スマホホルダーは、結局どれを選べばいいんだろう?」
「カエディアが定番らしいけど、本当に落としたり壊れたりしなの?」
これから配達を始める人や、買い替えを考えている人なら、そんなふうに迷うこともあるのではないでしょうか。
こんにちは。配達歴6年、のべ3万件ほど(Uber Eatsだけで約2万件)を配達してきた50代のテツヤです。
今回は、配達初日からずっと使ってきた「カエディア(Kaedear)のスマホホルダー」の使い心地を、失敗談も交えて書きます。
先に結論です。カエディアは配達用としてとても使いやすい。でも、完璧ではありません。
自分の場合、長く使っているとアームの動きが重くなってきました。実際、段差でスマホを落としたこともあります。
この記事では、初代と2代目を使ってみて分かったホールド力(固定力)の違いや、耐久性を保つためのお手入れ方法まで紹介します。
高いスマホを落として画面を割る——そんな失敗をしないよう、毎日安心して使えるホルダー選びの参考になればうれしいです。
今使っているのは、次の2つです。
- 初代:カエディア 初代クイックホールド KDR-M11C
- 2代目:カエディア クイックホールドⅡ/Airアブソーバー KDR-M11CPJ
▼ 現在自分が使っているスマホホルダーはこちら
実際に使ってきたこの2つを、その違いも含めてお伝えします。
結論|配達用として使いやすい。でも完璧ではない
長年、カエディアのスマホホルダーを愛用しています。
ただ、いい面ばかりではありません。
初代(KDR-M11C)では、スマホを固定する四隅の爪(ひっかかり)が少し浅いと感じていました。
実際、でこぼこの道路を通ったとき、スマホが外れたことがあります。
一方、2代目(KDR-M11CPJ)は、アームにロック機構が付き、爪もしっかりかかるようになりました。
以前より安心して使えています。
配達を始めた頃からカエディアを使っている
自分は原付で配達をしています。
スマホホルダーは、最初からカエディアを使ってきました。
これまで使ってきたスマホは、
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 12 mini
- iPhone 13 Pro
この3機種です。
どれも、大きさが合わないことはありませんでした。
フードデリバリーは、スマホホルダーを酷使します。
店に着けば外す。
商品を受け取ったら、また取り付ける。
届け先に着いたら、また外す。
これを一日に何度も繰り返します。
だから、固定力と脱着のしやすさはとても重要です。
スマホの取り外しには不満なし。初代は取り付けで気になることも
スマホの取り外しには、これといった不満はありません。
気になったのは取り付けるときです。
初代(KDR-M11C)は、アームを伸縮させるボタンが小さく、ときどき反応が悪いことがありました。
一日中使っていると、こんな小さなことでもストレスになってきます。
じつは、ボタンの反応が悪いと、アームがしっかり縮み切らないことがあります。
これが、あとで書く「スマホが外れた」トラブルにもつながっていました。
2代目(KDR-M11CPJ)では、このボタンが大きくなり、以前より扱いやすく感じています。
何度も脱着する自分には、この違いは大きいです。
初代では段差でスマホが外れたことがある
以前から気になっていたのが、スマホを固定する四隅の爪です。
SE2、12 mini、13 Proと使ってきましたが、初代では爪のかかりが少し浅く感じていました。
そのため、段差の衝撃で外れてしまったことがありました。
原因は、複数考えられます。
ひとつは、いま書いた爪の浅さ。
もうひとつは、前に触れた「ボタンの反応が悪く、アームがしっかり縮み切っていなかった」ことです。
そして、もうひとつが自分の問題です。当時は配達中で急いでいて、しっかりホールドされているか確認しないこともありました。
いまは、少し落ち着いて、きちんと固定できているか確認してから走るようにしています。
複数の条件が重なって、段差の衝撃で外れたのだと思います。
けっして外れやすいという意味ではありません。
自分の使い方にも原因があったと思います。でも、実際に起きたことなので、隠さず書いておきます。


2代目(KDR-M11CPJ)では、爪が以前よりしっかりかかるように感じています。


さらに2代目には、アームをロックする機構が付きました。
メーカーの説明でも「アームのロック機構でスマホの落下リスクを抑える」とされています。
自分としては、初代より安心感があります。
▼ 2代目 カエディア クイックホールドⅡ/Airアブソーバー(KDR-M11CPJ)
長期使用で伸縮が重くなる
長く使っていて気になってくるのが、アームの伸縮です。
使い込むほど、伸縮が重くなってきました。
すぐに壊れるわけではありません。
ただ、そのまま何もしないと、だんだん伸び縮みしづらくなります。
そこで、KURE 5-56(潤滑剤)を使いながら、だましだまし使っていました。
その時、
「中はどうなっているんだろう?」
と気になりました。
自分は機械を触るのが好きなので、実際に分解してみました。
分解して分かった、小さなバネの錆
中を見ると、アームを伸縮させる部分に、とても小さなバネが入っていました。
そのバネが錆びて、ボロボロになっていました。
それを見て、アームがうまく動かなくなったのも納得できました。
自分は雨の日にも配達します。
そのため、隙間から入った雨や結露などの水分が影響したのではないかと考えました。
あくまでも自分の推測です。
なお、これは3〜4年ほど前のことです。今の製品は改良されているかもしれません。
【失敗談】自分はKURE 5-56を使ってしまった。潤滑剤は「シリコン系」が正解
ここで、自分の失敗も書いておきます。
アームの動きが悪くなったとき、自分はKURE 5-56を使いました。
「動きが悪いなら、とりあえず5-56」
昭和世代の自分は、安易にそう考えました。
ところが、あとでメーカーの説明を読んで気づきました。
カエディアは、公式のよくあるご質問(FAQ)で、こう案内しています。
- 潤滑剤を使うなら、シリコンスプレーなど、プラスチックを変質させない物を使う
- 「556」などの浸透潤滑剤は、プラスチックを変質させて割れることがある
KURE 5-56は、まさにこの「556(溶剤を含む浸透潤滑剤)」でした。
つまり、良かれと思って使った5-56で、逆に傷めてしまっていた可能性があります。
動きが悪くなったら、5-56ではなくシリコン系の潤滑剤を使ってください。
これは自分が身をもって知った、失敗談です。
【振動の影響】バイクの振動でスマホは壊れる?
スマホホルダーで気になるのが振動です。
自分の場合、よく言われる「振動でカメラが壊れる」ことは、これまでありませんでした。
ただ、スマホ側で気になったことが2つあります。
- SE2を2台使ってきて、どちらもホームボタンが反応しなくなった
- 背面タップを感知したような動きで、勝手にカメラが起動することがあった
ただし、これがバイクの振動やスマホホルダーによるものなのかは分かりません。
なお、2代目(KDR-M11CPJ)には「Airアブソーバー」という振動を吸収する仕組みが付いています。
メーカーは「スマホカメラの破損リスクを軽減する」と説明しています。
振動によるスマホへの影響が気になる人には、この改良点は安心材料になると思います。
充電機能付きタイプも使った
以前は、充電機能付きのカエディアも使っていました。
細かいところまでは覚えていませんが、使い勝手は悪くなかった記憶があります。
取り付けは自分で行い、バイクのバッテリーに直接つないでいました。
そのため、仕事が終わったら主電源を切っていました。
配線に詳しい方や業者に頼めば、バイクのキー(鍵)と連動させて、電源を自動でオン・オフすることもできます。ただ、今回はスマホホルダー自体のレビューなので、配線についてはこの程度にしておきます
【長持ちのコツ】配達員が知っておきたい手入れ3つ
メーカーの説明も読んで、長持ちさせるためのコツをまとめておきます。
- スマホを付けるときは、アームが閉まり切るまで押し続ける(途中で離すと中のギアが傷みやすい)
- 外すときのレバーは、勢いよくではなく、1秒くらいかけて丁寧に握る
- 動きが重くなったら、シリコン系の潤滑剤を使う(5-56のような溶剤系は避ける)
フードデリバリーは一日に何度も脱着するので、一般的なツーリングより使用頻度はかなり高くなります。
だからこそ、こういう小さなコツが、長持ちにつながると思います。
長く使って感じたメリット・デメリット
自分が感じている一番のメリットは、脱着のしやすさです。
- スマホを置くだけで固定できる
- レバーを握るだけでアームが開く
- 片手だけで、付け外しのすべてができる
毎日のことなので、使い慣れたホルダーが一番しっくりきます。
2代目では、爪のかかりやロック機構もあり、初代より安心して使えています。振動対策としてAirアブソーバーが付いているのも、2代目の特徴です。
一方、デメリットもあります。
- 初代では爪の浅さが気になり、実際に段差でスマホが外れました。
- 使っているうちにアームの動きが悪くなりました。
それでも自分がカエディアを選ぶ理由
買い替えのたびに、他メーカーも一応は見ます。カエディアの違うタイプが気になることもあります。
でも、あれこれ迷った挙句、結局いつもと同じのを選んでしまうんですよね。
理由は使い慣れているからですかね。いい面悪い面、分かっているし。
けっして「カエディアが一番だ」と言うつもりはありません。「勝手が分かってるから、今回もこれでいいか」。そんな単純な理由です。
でも、毎日使うモノだから、その使い慣れてることが大事なのかもしれません。
まとめ|良いところも悪いところも分かったうえで使っている
カエディアのスマホホルダーを、長く使ってきました。
脱着はしやすく、自分が気になっていた爪・アーム・振動まわりは、2代目(KDR-M11CPJ)ではかなり安心感が増しました。
一方で、初代には気になる点もありました(くわしくは本文のとおりです)。
完璧なスマホホルダーだとは思っていません。
でも、良いところも悪いところも分かったうえで、この商品が気に入っています。
これからカエディアのスマホホルダーを選ぶ方の、参考になればうれしいです。
よくある質問(FAQ)
Q. カエディアのスマホホルダーは配達に向いていますか? 自分は配達を始めた頃から使っています。フードデリバリーでは一日に何度もスマホを脱着するため、付け外しのしやすさは大きなメリットだと感じています。
Q. カエディアのスマホホルダーからスマホが落ちることはありますか? 自分は初代KDR-M11Cを使用中、荒れた道路の段差でスマホが外れた経験があります。ただし、爪のかかりだけでなく、アームが十分に縮んでいなかったことや、自分の確認不足など、複数の原因が重なったと考えています。
Q. アームの動きが悪くなったら5-56を使ってもいいですか? カエディア公式では、プラスチックを変質させないシリコンスプレーなどを案内しており、「556」などの浸透潤滑剤はプラスチックを傷める可能性があるとしています(参考:Kaedear公式FAQ)。自分も以前5-56を使ってしまったので、ここは注意してください。
これから買う人へ
自分が使ってきた2つを、実際に使った感想つきで載せておきます。
▼ 初代:カエディア 初代クイックホールド KDR-M11C シンプルで価格も手頃。まず試してみたい人向け。
▼ 2代目:カエディア クイックホールドⅡ KDR-M11CPJ(Airアブソーバー付き) ロック機構と振動吸収が付いた分、値段は上がるが安心感がある。配達で酷使する人にはこちらがおすすめ。

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