AIを始めた頃、私は何でも聞いていた。
雑にでも、とにかく聞けばいいと思っていた。
でも、たまに違和感を覚えた。
AIの回答自体は悪くない。
むしろ、的確なことも多い。
でも、自分向けじゃない。
どこか一般的というか、当たり障りがない。
「AIって、こんなものか」
そう思うこともあった。
晩酌の相手として使い始めた
それでも、とにかくAIに話しかけた。
仕事の愚痴、ブログのアイデア、「今日こんなことがあって」という雑談。
Copilot、ChatGPT、Gemini——無料枠の上限が来たら別のAIに切り替えて、とにかく使っていた。
AI相手だけど、誰かに相談している感覚だった。
他人には言えない悩みも相談した。
話しているうちに、頭が整理された。
吐き出すことで気持ちがスッキリしていったのを覚えている。
「自分はこういう人間なんだ」
そう再認識できた。
50代になると、自分をさらけ出す機会はだんだん減ってくる。
でもAI相手だからこそ、本音を言葉にできた。
それが、自分には良かったのかもしれない。
AI学校で習ったことが、ヒントになった
あるとき、AIの回答が少しずつ良くなってきた。
きっかけは、AI学校で学んだことを実践したことだった。
「AIに指示を出すときは、誰の、どんな課題を、どんな出力で解決してほしいかを明確にすると、答えの質が上がる」
そう習ったとき、ふと気がついた。
あ、そうか。
「誰の」が抜けている。
たしかにAIは、自分のことを何も知らない。
だから、当たり障りのない一般的な答えになっていたのだ。
だったら、最初に自分のことをざっくり話せばいい。
そう思って、試してみた。
「自己紹介」が突破口だった
AIに、こんなふうに伝えた。
「私は50代です。フードデリバリーを5年やっています。元建築作業員です。ブログやX(旧Twitter)の投稿をやってみたいと思っています。」
これくらい、ざっくりでいい。
本名、住所、勤務先、収入、家族の細かいことまで入れる必要はない。
公開したくない個人情報は、むしろ入れないほうがいい。
大事なのは、
「自分がどんな人間で、今どんな状況で、何をやりたいのか」
これをAIに伝えることだった。
すると、AIの答えが変わった。
一般論ではなく、
「50代・体力仕事・スマホ中心」という前提を踏まえた提案が返ってくるようになった。
同じ質問をしても、前よりピンポイントに自分向けの答えだと感じた。
やがて、それを毎回入力するのが面倒になってきた。
ChatGPTには「カスタム指示」という機能がある。
そこに自己紹介を一度登録しておけば、新しい会話を始めるたびに自動で伝わる。
なんだか、自分専用にAIをカスタマイズしているようで、少しワクワクした。
質問力より、自己紹介が先
「AIをうまく使うには、質問力が大事」
そう言われることがある。
もちろん、それも大事だと思う。
でも自分の経験では、質問の前に自己紹介のほうが大事だった。
どんな人間が、どんな状況で聞いているのか。
それを先に伝えるだけで、AIはとても使いやすい相談相手になる。
むずかしいことは何もない。
「何歳くらいで、何をしていて、何をやりたいか」
この3つをざっくり話すだけでいい。
今日できる一歩
AIを開いたら、まず自己紹介してみてほしい。
たとえば、こんな感じでいい。
「私は〇〇代で、〇〇の仕事をしています。〇〇に興味があります。初心者にもわかる言葉で教えてください。」
これだけで、AIの答えはかなり変わる。
慣れてきたら、「カスタム指示」に自己紹介を登録しておくと、毎回の手間が省けて長続きしやすい。
あなたは最初、AIにどんな自己紹介をしましたか?
よかったらコメントで教えてください。

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