フードデリバリーの閑散期に入ると鳴りが渋くなり、表示される単価を見たらまったくやる気がなくなりますね。そんな時は「ブログ執筆」を言い訳に配達の現実から逃げてしまいます。逃げていても毎月の支払いは容赦なくやってくるんですよね。
自分は現実を素直に受け入れ、「件数(クエスト)」と「他社アプリの組み合わせ」で乗り切るようにしています。
今年で配達歴6年・累計約3万件ですが、毎年この時期になると転職や他の副業に目移りしてしまいます(笑)。この記事では、自分が現場で試行錯誤して辿り着いた「無理なく売り上げとメンタルを守る3つの立ち回り術」を書きます。
無駄な長距離稼働を減らし、「4km以内のエリア集中」と「他社アプリのちょい重ね」で、賢く日銭を確保しています。
ウーバーイーツの閑散期に「鳴らない・稼げない」理由|土日も時給1,000円割れ
例年この時期は暇になります。今年は9月14日の週から自分のエリアでも急にそんなムードが漂い始めました。それまで出ていた追加報酬(謎クエ)もピタッと止まりました。
「稼げない」と感じる一番の原因は、注文数そのものが減ることだけではありません。1件あたりの移動距離が伸びて、結果的に「時給換算」が一気に落ちてしまうからです。
案件をもとめて駅の近くで待機してみても、画面に表示されるのは「1kmあたり100円を切る」ような渋い単価ばかり。とても受けられるような条件ではありません。
いつもならかき入れ時のはずの土曜日や日曜日ですら時給1,000円を割り込み、売り上げ画面を見てメンタルがボロボロに削られました。


右:10月11日(日)4時間6分で12件、3,701円(時給約900円)
※「乗車」とは配達件数
(※閑散期に限らない今のUber Eatsの稼ぎ方は、ウーバーイーツはもう稼げない?配達歴6年の現役配達員が2026年夏の実収入を公開の記事で書いています。)
【立ち回り1】長距離を避け「4kmエリア集中」でクエスト回収
この時期は、どうしても売り上げが伸びません。そこで焦ってしまい5km〜6kmの長距離案件を受けてしまうと、ドツボにはまります。
例えば、「単価472円・所要時間22分・距離5.7km」といった案件。一見すると受けてしまいそうになりますが、移動とドロップでもたつけば結局1時間に1〜2件しかこなせず、時給は1,000円に届きません。

472円で5.7km、1kmあたり約83円
注文自体が少ないため、繁忙期のように「超ショート案件」だけを狙い続けることはできません。
そこで自分は、許容範囲を「4kmまで」に伸ばし、ピックアップしやすい店舗を選ぶようにしています。基本は走り慣れたマイエリアを離れません。裏道まで知り尽くしている地元なら短時間でドロップできるからです。
(※マイエリアに絞って件数を伸ばす具体的な走り方は、1エリア集中作戦で1日20件から25〜30件に増えた方法の記事でも詳しく書いています。)
この時期は、件数をこなして「選択制クエスト」を確実にクリア(跨ぎ)しなければ話になりません。
単価の渋さに一喜一憂せず、「いまは閑散期だ」と割り切って、黙々と件数を積み重ねること。これが結果的に時給と売上を一番安定させる近道です。
【立ち回り2】稼働終わりの1時間だけ「出前館」を重ねて日銭を底上げ
鳴らない時期の対策として「複数のアプリを同時に起動して待機時間を減らそう」という意見を耳にします。
しかし自分は一日中アプリを同時起動するのが苦手です。
例えば出前館の場合、オファーがきた瞬間に現在地からの距離や時間を計算しなければならず、もたもたしていると案件を取られてしまいます。焦って案件を選んでも、そこまで劇的に時給が上がらなかった経験もあります(単に自分が案件選びが下手なだけかもしれませんが……)。
せわしなく案件を選ぶより、基本は慣れたUber Eats 1本で黙々とクエスト件数を稼ぐ方が自分には合っています。
その代わり、自分は「稼働終わりの最後の1時間だけ」他社アプリ(出前館など)を立ち上げるようにしています。
いつもならやめる時間から「1時間だけプチ残業する」と決め、最後に1〜2件だけサクッとこなすイメージです。
これだけで、1日1,000円〜1,500円プラスになります。
「今日のガソリン代と晩酌代は確保できた」
このちょっとした日銭のプラスと安心感があるだけで、焦りやメンタルの助けになります。
【立ち回り3】鳴らない日は深追いせず「30分で判断する」マイルール
閑散期の火曜日や水曜日。「ブログ執筆やAIの勉強」を理由に、「どうせ鳴らないだろう」「行くだけ時間の無駄だ」と、最初から諦めたくなる日がありました。
以前のブログ記事では「家で悩むくらいなら30分だけ走って、ダメなら納得して帰る」というマイルールを書きました(フリーランス配達員が売り上げゼロの不安を消したマイルール)。
一応、名目上パソコン作業をしているので「何もしていない」という罪悪感はありませんが、当たり前ですが配達を休めば収入は激減します。
部屋で「どうしようか」とモヤモヤ考えていても、減った収入や現実が良くなることはありません。
再認識したのは、「やっぱり、とりあえず外に出て30分だけ走ってみる」ことの大切さでした。
30分走ってみて本当に鳴らないなら、「よし、今日は暇な日だ!」と納得して帰宅し税金処理でもする。そう決めています。
実際に出てみると、鳴りがそこそこの日もあります。走っているうちに、気づけば3時間たっていたこともありました。最初の30分で勢いをつけることが大事です。
まとめ:ウーバーイーツの閑散期は無理に競わず「自分のペース」を守ろう
最後に、今回の記事で伝えたかった「テツヤ流・3つの立ち回り術」をおさらいしておきます。
- 長距離を避け「4km以内のマイエリア」でクエストを確実にこなす
- 一日中同時起動はせず「稼働終わりの1時間だけ」出前館を試す
- 「どうせ鳴らない」と決めつけずに「30分だけ走って」現場で判断する
毎年必ず専業・副業を問わず、誰にとっても厳しい時期はあります。
SNSなどで他人の売り上げと比べて焦ったり、焦るあまり危険な運転をして事故を起こしたりしては本末転倒です。「いまはそういう時期だ」と割り切って、自分自身の体とメンタルを守ることを一番に考えてください。
人間暇になるとつい将来のこと、フードデリバリー業界の今後、自分の体力……考えて不安になったりします。
そんな時は、自分の力でどうしようもないことは心配せず、「いま目の前でできること」だけに集中するようにしています。
今日も無理をせず安全第一で1件ずつ丁寧に運んでいきましょう!

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