配達の途中で、スマホの充電が残りわずか。電池切れで、お届け先の住所も分からなくなる。そんな経験、ありませんか。
こんにちは。原付で6年、3万件ほど配達してきた50代のテツヤです。
自分の経験から言うと、配達用のモバイルバッテリーは、「大容量1台」より、10000mAhくらいの小さいものを「複数持ち」する方が合っていました。大容量は安心ですが、その分、重くてかさばる。毎日持ち歩くにはコンパクトさが大事でした。
この記事では、実際に充電が切れかけてあせったお話や、今使っているAnkerの感想、雨の日の防水対策まで書いています。バッテリー選びで迷っているかたの参考になれば幸いです。
配達用モバイルバッテリーの選び方で重視したい3つのポイント
配達用のモバイルバッテリーを選ぶなら、自分は次の3つを重視します。
- 容量
- 大きさ・重さ
- 残量の分かりやすさ
以前は単純に容量が大きければ安心だと思っていました。
しかし、毎日使うとなると、それだけではありませんでした。
容量は自分の稼働時間に合わせる
必要な容量は、配達する時間によって変わります。
数時間だけの人と、昼から夜まで稼働する人とでは、ちょうどいい容量もちがってきます。
自分の場合は、10000mAh程度が使いやすいと感じています。
これより大容量の商品もあります。ただ、容量が増えると、その分、本体も大きく重くなりがちです。
そこで自分は、大容量のものを1台持つのではなく、10000mAh程度のものを複数持つようになりました。
配達ではコンパクトさがかなり重要
これは長く使ってきて特に感じる部分です。
モバイルバッテリーは、配達中ずっと持ち歩きます。
自分の場合は肩掛けバッグやウエストバッグなどに入れることが多いので、大きなものだとかさばります。
そのため現在は、容量だけではなくコンパクトさをかなり重視しています。
冬場は電熱パンツや電熱ベストにもモバイルバッテリーを使います。
電熱パンツのポケットに入れる時も、小さいほうが邪魔になりません。
毎日使うものだからこそ、大きさにはこだわっています。
残量が分かると配達前の判断がしやすい
現在使っているAnkerで気に入っているのが、バッテリー残量がデジタル数字で分かることです。
以前使っていた他社のバッテリーにも、3〜5個のメモリ(LEDランプの表示)はありました。だいたいの残量は、それで分かります。
ただ、メモリ表示だと「ランプ2個ぶんって、あとどれくらいなんだろう?」と、ざっくりしか分かりません。
その点、今のAnkerは残量がパーセントの数字で出ます。だから、
「これなら昼は大丈夫そう」 「夜用は別のバッテリーを持っていこう」
と、配達前の判断がしやすくなりました。
さらに、満充電までの残り時間も表示されます。
この機能、地味にありがたいです。

大容量1台より10000mAhの「複数持ち」が配達に合う理由
自分は基本的に、昼の配達と夜の配達に分けて稼働しています。
そのこともあり、モバイルバッテリーを複数用意しています。
昼の配達で使ったバッテリーを休憩中に充電。
夜は、あらかじめ満充電にしておいた別のバッテリーを使います。
こうしておけば、残りの少ないバッテリーを夜まで使い続ける必要がありません。
自分の場合、大容量1台を持ち歩くより、コンパクトなものを複数持って使い回す。
この方法が配達スタイルに合っていました。
予備があることで、充電忘れなどにも対応しやすくなります。
実際、配達を始めて間もないころ、スマホの充電が切れる寸前で焦ったことがあります。
その日は、モバイルバッテリーを忘れたか、雨で濡れて使えなかったか——はっきり覚えていませんが、とにかくスマホの電池が少ないのに、「最後にもう1件いけるだろう」と注文を受けてしまいました。
ドロップ先へ向かうところまではよかったのですが、これが運悪くピンずれ案件でした。ピンずれとは、地図に表示される位置と実際のお届け先がずれている案件のことです。当時は地図の精度も今ほど良くありません。
住所を探して回っているうちに、バッテリーは残り数%。なんとかお届けは完了できましたが、あのときは本当に焦りました。
それ以来、スマホのバッテリー残量には特に気をつけています。
配達で充電ケーブルは「約1m」がちょうどいい
モバイルバッテリー本体だけでなく、配達ではケーブルの長さも地味に大事です。
自分は約1mのスマホ用充電ケーブルを使っています。
短すぎると、ハンドルを切ったときにケーブルが突っ張ります。逆に長すぎても取り回しが面倒です。
自分のバイクでは、約1mがちょうどよく使えています。
雨の日はモバイルバッテリーをジップロックへ
配達では雨の中を稼働することもあります。
じつは過去に一度、自分の油断で失敗しました。「これくらいの雨なら大丈夫だろう」と雨をなめていたら、買って間もない充電器が使えなくなったのです。
モバイルバッテリーは電気製品なので、水濡れには注意が必要です。
それ以来、雨の日はモバイルバッテリーをチャック付きの保存袋に入れて使うようにしています。

スマホだけでなく、バッテリーやケーブルなどの充電まわりも濡らさないよう気をつけています。
スマホ本体のバッテリー劣化も影響する
意外と見落としがちなのが、スマホ本体のバッテリーです。
自分の経験上、買い替えたばかりのスマホはバッテリーがよく持つと感じます。中古で購入したスマホでも、最初のころは電池持ちがいいです。
ところが数年使っていると、スマホ自体のバッテリーの減りが早くなってきます。
過去にiPhone SE2を2〜3年ほど使いました。最後はホームボタンが壊れたのを覚えています。それくらい使うと、電池の持ちも購入時とは違ってきます。
バッテリーが弱ってくるにつれ、モバイルバッテリーから充電する回数も増えます。
そのため、
「10000mAhなら必ず○時間使える」
とは一概には言えません。
スマホの機種やバッテリーの状態、地図アプリなどの使用状況でも変わります。
容量の数字だけで決めないほうがいい。自分はそう思っています。
今使っているAnkerの10000mAhモデル
ここまで書いてきた「コンパクトさ」と「残量が数字で分かること」。この2つを両方満たしていたのが、今使っているAnkerの10000mAhモデルでした。
これまで何台も使ってきましたが、これが一番気に入っています。
毎日、肩掛けバッグに入れて持ち歩いても邪魔にならず、残量も満充電までの時間もひと目で分かる。
配達スタイルにぴたっと合っているので、今のところ大きな不満はありません。


Anker(アンカー)のリコールを経験した話と型番の確認方法
Ankerを使い続けている中で、一度リコールも経験しました。
対象になったモバイルバッテリーは、少し様子がおかしかったんです。一晩中充電したはずなのに充電されていなかったり、本体が熱をもったり。
「これ、大丈夫かな?」
と思ったことがありました。
その後、Amazonから購入履歴をもとに、リコール対象商品の可能性があるという通知が届きました。
案内に従って確認したところ、自分が持っていたものも対象でした。
少し困ったのが型番の確認です。
購入してから数か月使っていたため、本体に擦れなどがあり、表示が読み取りにくくなっていました。
そこでスマホで本体を撮影して、画像を拡大して型番を確認しました。
その後は案内に従って手続きを行い、現在は新しい製品を使っています。
発熱については安全に関わる部分なので、
「いつもより熱い」 「何かおかしい」
と感じたら、そのまま使い続けない方がいいと思います。
※リコール対象製品や手続きについては、必ずAnkerなどメーカーの最新の公式情報を確認してください。
「大容量1台の方が安心では?」と思ったら
モバイルバッテリーを探すと、
「20000mAh」 「超大容量」
といった商品もたくさん出てきます。
もちろん長時間稼働する人には、大容量が合う場合もあります。
ただ、自分は6年間配達してきて、容量だけで選ぶ必要はないと感じています。
自分の場合は、
10000mAh程度 × コンパクト × 複数台
という使い方が一番合っています。
何より、毎日持ち歩くのに負担が少ない。
配達用として考えるなら、容量だけでなく「実際にどう持ち歩いて、どう充電するか」まで見て決めるのがおすすめです。
まとめ|自分の稼働時間に合ったモバイルバッテリーを選ぼう
Uber Eatsなどのフードデリバリーでは、スマホの充電切れは絶対に避けたいところです。
配達の途中でスマホが使えなくなれば、お届け先の確認やお客様への連絡もできなくなります。
自分は約6年間、3万件ほど配達してきましたが、モバイルバッテリーは複数を用意しています。残量のより多いほうに持ち替えて使う形です。
いろいろ使ってきて、重視しているのは、
- 稼働時間に合った容量
- 毎日持ち歩くときのコンパクトさ
- バッテリー残量の分かりやすさ
- 充電にかかる時間の分かりやすさ
この4つです。
今使っているAnkerはこの項目にぴったり合っています。
ただし、必要な容量は稼働時間やスマホ本体のバッテリー状態によって変わります。
ただ「一番容量が大きいもの」ではなく、大きさ、重さもふくめて「配達スタイルに合うもの」を選ぶ。
これが、長く配達を続けてきた自分なりの結論です。

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