50代からでも間に合う。仕事と人間関係が楽になるEQ力の鍛え方

「人生後半戦のEQ(人間力)を高める習慣。感情を書き出す手帳と読みかけの小説、温かいコーヒーのある穏やかな風景」 テツヤの気づき帳
AI時代にこそ大切にしたい、デジタルから離れて心を整える静かな時間。

50代になってから、仕事でも人間関係でも「前より疲れるな」と感じることが増えました。
記憶力は落ちるし、新しいカタカナ用語は次々に出てくる。
AIが進化しているというニュースを見るたびに、「この先、自分の仕事は大丈夫だろうか」と不安になることもあります。

でも、配達の仕事を続ける中で、ひとつだけはっきりわかったことがあります。
これからの時代に効いてくるのは、頭の良さよりも「感情を扱う力」だということです。

この記事では、50代の自分が、実際にやって効果を感じた
仕事と人間関係が楽になる「EQ力の鍛え方」をお話しします。
難しい知識は必要ありません。今日から1つだけ真似できる形で紹介します。


そもそも「EQ」って何? IQと何が違うの?

EQを一言でいうと、「自分や相手の気持ちを察する力」です。

カッコよく言うと「感情のコントロール術」ですが、昭和的な言い方をすれば「大人としての振る舞い」や「人情の機微がわかる」といったところでしょうか。

よく聞く「IQ」との違いはこんな感じです。

  • IQ(頭の知能指数): 記憶力や計算力。若い頃がピークで、大人になってから伸ばすのは正直しんどい。
  • EQ(心の知能指数): 感情の扱い方や、人との距離感。何歳からでも鍛え直せる。

これ、けっこう救いになる話だと思いませんか?

新しいプログラミング言語を覚えるのは無理でも、人としての厚みを増すことなら、経験を積んだ私たちの方が得意なはずです。


なぜ今、50代に「EQ」が必要なのか

「AIに勝つため」なんて大げさな話じゃありません。自分がEQを意識して良かったのは、カッとなった場面で、余計なことを言わずに済むようになったことです。

1. 「怒りの暴走」を防げる(これが一番デカイ)

若い頃、カッとなって送ってしまったLINE。夫婦喧嘩で売り言葉に買い言葉……。「あ~、やっちゃった」と後悔すること、ありませんか? あれは全部「EQ不足」が原因でした。

感情のブレーキさえ効けば、大切な人間関係を壊さずに済みます。

2. 現場で「味方」が増える

昔の自分は余裕がなくて、ピックアップ先の店員さんに「ねえ、まだ?」「いつ出来んの?」と心無い言葉をかけていました(当時は本当にすみませんでした……)。

当然、店員さんからは嫌な顔をされます。でも、EQを意識して接し方を変えてからは、逆に「いつもご苦労さまです」と声をかけてもらい、
前よりスムーズに対応してもらえるようになりました。

愛想よくするだけで、仕事が圧倒的にやりやすくなりました。

3. メンタルが折れにくくなる

お金のことや将来の不安で、心がポキっと折れかけたことが何度もあります。

でも、「あ、自分は今、不安なんだな」と冷静に見つめ直すクセがついたおかげで、必要以上に落ち込まなくなりました。


今日から変わる!感情を整える5つの習慣

EQを高めるのに、難しい勉強はいりません。

50代の私が実践している、簡単なことをご紹介します。

1. 感情を「1行だけ」書く

たったこれだけです。

今日の気分:正直、理不尽なクレームで腹が立った。

細かい理由や、無理にポジティブにしなくて大丈夫です。

「言葉にする」だけで、感情は落ち着きます。頭の中でグルグル考えるより、紙やスマホのメモに吐き出すだけでスッと楽になりますよ。

2. カッときたら「6秒だけ待つ」

配達をしていると、横柄な店員さんやお客さんに遭遇することもあります。

昔なら「なんだその態度は!」と言い返していた場面。

今は、カッときたら「6秒だけ」口をつぐみます。

これ、「アンガーマネジメント」っていう心理テクニックらしいです。

なんでも、怒りのピークは長続きしなくて、だいたい6秒でおさまるんだとか。

難しい理屈や根拠はよくわかりませんが、やってみると確かに効果があるんです。

その6秒の間に、自分にこう聞きます。

「今これを言ったらスッキリする? それとも後悔する?」

ほとんどの場合、答えは後者ですよね。

たった6秒やりすごすだけで、不思議と理性が戻ってきます。これで余計な一言が減り、トラブルを回避できた回数は数え切れません。

3. 挨拶に「一言」足す

これも簡単。「お疲れさまです」だけで終わらせず、オマケをつけるんです。

  • 「お疲れさまです、今日は冷えますね
  • 「ありがとうございます、助かります

状況に応じた一言を添えるだけで、場の空気が一気に和らぎます。これはAIにはできない、人間ならではの潤滑油です。

4. 待ち時間に「人間観察」をする

EQは「他人の感情を想像する力」でもあります。

自分は小説を読むのは苦手なので、料理の出来上がりを待っている間などに、通りがかる人を観察して勝手に想像(妄想)しています。

  • 「あのサラリーマン、すごい早歩きだけど何かミスしたのかな?」
  • 「あの親子、楽しそうだけど今日はお祝いかな?」

「この人は今、どんな気持ちだろう?」と考えるクセをつけるだけで、お客さんと接する時の想像力が格段に上がります。

5. 気分が落ちたら、先に体を動かす

凹んだときほど、部屋でじっと考え込んでしまいますよね。

そんなときは、順番を逆にします。

  1. とりあえず玄関を出る
  2. バイクにまたがる
  3. いつもの街並みをながめる

無理に頭で切り替えようとしなくていいんです。先に身体を動かせば、感情はあとからついてきます。


ひとこと補足

どれも「正しくやる」必要はありません。

EQは才能じゃなく、日々の微調整です。

1日1つでも、できない日があってもOK。少し心がけるだけで十分です。


まとめ:50代の私たちにしか、できない戦い方がある

自分は50代になってようやくこの「人間力」の大切さに気づきました。

でも、「遅すぎた」なんてこれっぽっちも思っていません。

AIは「正解」を出すのは得意ですが、痛みへの「共感」や、人としての「温かみ」は出せません。

私たちが泥臭く生きてきた経験や、失敗から学んだ「人間臭さ」。それこそが、これからの時代における最強の価値になるはずです。

今日の帰り道、1分だけでいいので自分に聞いてみてください。
「今、自分はどんな気分だろう?」
それだけで、明日の仕事と人間関係が少し楽になります。

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